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ノバルティスでランチ。

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「バーゼル」というと製薬業や Basel World で有名ですが、なぜ製薬業かというと、国際的な製薬会社の Novartis(ノバルティス)Roche(ロシュ) の本拠地があるから。Gymboreeなどで友達になった人の多くは旦那様がどちらかに勤務している確立がかなり高かったなー。

我が家のアパートの上の階に住んでいる中国人のお友達(小学生の女の子のいるママさん♪)もノバルティスに勤務していて、ランチにご招待いただいたのでノバルティスの敷地内にあるレストランに行き、会社見学もしてくださいました!

まず驚いたのが会社の受付。
写真を撮っていいか友達が聞いてくれ、「受付の内側が写らないようにすればいいよ」と撮影許可が下りたのでパシャ。

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日本では受付というと綺麗な格好をした女性の場合がほとんどだと思いますが(あ、男性警備員もいたかも)、全員男性!5人くらいいたでしょうか。制服ではなくスーツ姿で"警備員"といった感じでは無く、どこかボディガードとかSPみたいなオーラを感じました。驚いていたら友達が「何かあった場合男性の方が力もあるし、セキュリティ的に男性の方が適任よ」と。友達によると製薬業ということで動物実験も行っているわけですが、そのため動物愛護団体が会社前でデモをすることもあるらしい。なるほどね~。確かに。

ガラス張りの受付専用建物に革張りの受付も洗練されたデザインで、カルチャーショック(ちょっと大げさ??)な空間でした。

事前に友達がビジター申請をしてくれていたので、名前を告げたらすぐに名前と日にちが印字されたICカードを発行してもらい、すんなり敷地内へ。

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ノバルティスは「Novartis Campus(ノバルティス・キャンパス)」と呼ばれている通り、敷地内は大学のキャンパスみたい!

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製薬会社なのでどうしても工業的になってしまうので、意識的に「洗練されたキャンパス」という空間を目指しているそう。なので、研究棟は工業的な建物でしたが、それ以外の建物はデザイン性の高いものばかり。

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敷地内にはレストランが7つほどあるそうで、今日はイタリアンに予約してくれていました。
余談ですが、近くにオープンカフェもありました。屋外なのに藤のソファ。びっくり。

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「社食」って感じでは全くありません。

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ゆっくりと食事をした後、お隣のオフィス棟へ。

この棟は6階建てなのですが、1階から6階まで階段が直線になっているのが特徴だそう。

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フロアーごとに異なるフォントが使われているのも印象的でした。

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毎月第1営業日はオープンディで、見学ができるそう。毎月そんなイベントがあるだなんてびっくり。私の勤めている会社では年に1回だった気がする。。。

また、一旦敷地内に足を踏み入れたらビジターでも割りと自由にどこでもいけることにも驚き。もっとセキュリティが厳しく、ビジターは居室は見ることはできないのが普通だと思っていたので。

あと、友達に何時に仕事に戻らないといけないの?と聞いたら「何時でもいいの。割と自由なんだ」と。
忙しい月末はあまり自由は利かないそうですが、それ以外は例えば「美容院に行くので3時に早退したい」とボスに言ったら「いいよ。また明日ねー」とか、「子供が病気なので、1週間在宅でもいいか」と電話で言ったら「もちろん、お大事にー」といった感じなのだそう。うーん、日本の多くの会社とは違いますね(^^;

結局11時半から3時過ぎまでキャンパス内をうろうろ。

しかも帰りがけに受付でICカードを返却しようとしたら「そのカード、もらえるか交渉してみる!」と友達が言ってくれ、すんなりOK。一旦手渡し、中のICは無効にしてからストラップごとくれました。そんなこともしてくれるのかとまたまたビックリ。

そんなこんなで、とても刺激を受けたランチ&会社ツアーでした。

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by eenymeeny | 2009-09-22 23:57 | 日常 :: スイス  

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